水泳の池江選手が白血病と公表されてから、骨髄バンクのドナー登録を呼びかける動きが広がっていますね。
以前は、歌手の本田美奈子さんが白血病で亡くなった時もこうした動きがありました。

こういう動きは大変良いと思いますが・・・
やっぱり有名人が白血病にならないと、大きなムーブメントにならないのかなー
白血病患者は、有名人ばかりではないんですけどね(-_-)

僕自身は、ドナー登録をして20年以上になります。
そして、まだ一度も提供者になっていませんし、お声もかかっていません。
(余程特殊な型なのか?と最近思ってます)

僕がドナー登録をしたきっかけは、「自分の大切な人を守るには、自分だけのチカラでは限界がある」と思ったからです。
自分の大切な人を守る為に、誰かのチカラを借りる時が来るかもしれない。
だったら、自分も誰かのチカラにならなければならないんじゃないか?って思ったんですよね^^

骨髄ドナーだけじゃなく、献血もその方法ひとつだと思いますし、他にも”誰かのチカラになる”方法はあると思います。
ですので、骨髄バンクのドナーだけが”偉い人”では無いです。
実際に骨髄移植の提供者になると、結構なリスクと負担がもれなくついて来ます。
その殆どが提供者の自己負担となっています。(手術や入院費などの負担は無いです)
なので、誰もが骨髄を提供できる訳ではないと思いますし、しない方が良いと思う人もいます。

骨髄バンクドナー登録は多くの人にして欲しいとは思いますが、『みんなが出来る事をする』というのが1番大事なんじゃないかと思っています。
みんながひとつずつ何かをすれば、もっと多くの”誰か”の手助けになると思います。
「誰かの為に」と言うカッコイイもんじゃなくていいです。
「自分や自分の大切な人の為に」で。
そう思えた時に、是非『出来る事』をして欲しいと思います。

注:いつもの事ですが、骨髄バンクの回し者ではありません。