「ここのお店は、ずっと足裏の店だと思っていました」と、未だに言われる事があります。
1番多く出てるメニューは、ボディメニューの「ほぐしセラピー」なのに・・・(._.)
勘違いされる原因は、玄関に置いてある看板と、
店の横に設置してある袖看板
のせいだと思うのですが、なぜそれが置いてあるか?
理由は2つあります。
第一に、18年前はまだ「リフレクソロジー」という言葉の認知度が低かったので、それを広めたかったという事。
「足ツボ」という言葉は、やや理解されていましたが、厳密に言うと「ツボ」ではないので、正式な「反射学」という意味の「リフレクソロジー」という言葉で覚えて認知されて欲しかったのですね。
東洋医学の「ツボ(経穴)」と「反射区」は、似て非なる物なのです。
なので、「足ツボ」は間違いなんですよね。
そして、僕自身がリフレクソロジーを施術するに当り、「台湾式リフレクソロジー」と「英国式リフレクソロジー」「靴作り」「角質除去」「巻き爪矯正」を学んできたというのもあります。
『靴作り』は、革靴の構成や、パーツの意味、革の裁断、革の縫製などを学び、革靴を1つ作りました。
『角質除去』は、皮膚の角質化の原因、タコ・ウオノメの原因、ウオノメとイボの違い、角質・タコ・ウオノメの除去方法などを学びました。
『巻き爪矯正』は、足の使い方による爪への影響や、その矯正・対処を学びました。
『台湾式』と『英国式』の両方のリフレクソロジーを習ったのは、その違いを知る為と、実際の施術で何か活かせる事があるかもしれないと思ったので。
元々、「台湾式リフレクソロジー」を仕事にする。と決めていたので、その為に「足」に関する知識を深めておく必要があると思って、その他4つの勉強をしてきました。
ですので、リフレクソロジーを店の「推し」にしていたのは事実です。
第二の理由として、「同業の店がこのビルに入っていた」からです。
その店は「てい~ね」という整体で、楽日和の2軒隣にありました。
ですので、同じ施術が被らないように、オープン当初は「揉みの施術」の、「ほぐしセラピー」も「クイックセラピー」もメニューから外していました。
その時期はメニューにないので、当然施術自体もしていませんし、「オプション」としても施術をしていません。
そして、その「てい~ね」が数か月後に撤退したので、その後に「ほぐしセラピー」と「クイックセラピー」をメニュー化しました。
「オイルセラピー」は最初からメニューとしてありましたが、その当時は「男性施術者がオイルマッサージをする」という状態は、「通常じゃない」というのが一般的な認識でしたので、「オイルセラピー」をウリにする事は出来ませんでした。
実際にその当時、店舗を構えて、男性だけの営業で、オイルマッサージをメニュー化してた店は、札幌には無かったと認識しています。
マンションの一室とか、出張でとか、他に女性スタッフが居る店で、というのは当時もあったと思います。
なので、札幌で男性施術者で、オイルマッサージを継続的に施術している店として最長老ではないかと思います。
この店の開店当初は、電話でオイルセラピーの予約があっても、来店してから断られるというのが数件ありましたね(-_-;)
まぁ、「変人」扱いでしょう\(^o^)/
ちょと話が逸れてしまいましたが、基本的に同じビルに同業店が入る事はNGです。
「飲食店ビル」など、意図的に同業を集めるケースもありますが、それ以外は通常「出店」が出来ない事が多いです。
なので、楽日和は「整体じゃなく足裏メインの店だよー」をアピールしなければならなかったのです。
それでも「リラクゼーション系」という意味では同じジャンルになってしまうので、「一切の揉みのメニューを排除した」という経緯です。
ただ、その経緯をこのビルの大家さんは理解していないので、事あるごとに「楽日和さんを出店させるのに大変だった」と言われますね^^;
契約前に「出店はダメ」って言ってくれたら、違う場所を探したのに。。。
一般の人にとっては、同じ「リラクゼーションの店」としか映らないんだと思いますけどね。
その大家さんの認識によって、その後も色々と問題は起きているのですが・・・。
先に出店している店は、逃げられません。
後から入って来る店が、同種のメニューを回避するのがルール・マナー・モラルですね。
それがイヤなら、別の場所で出店するしかないでしょう。
と、まぁそういう2つの理由で、「足裏の店」というイメージを付けざるを得なかった訳です。
そして、「ここは何屋さん?」というのも時々聞かれますが、その時は「何でも屋さんです♪」と答えています\(^o^)/
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