「同意書を書いてもらいます」
と言うフレーズをたまに見かけます。

でも「同意書」には、意味のあるものと意味のないものがあります。
例えば、本当に例えばですよ。
「バストアップが出来ます」という触れ込みの施術で、「胸を触るので同意書を書いて下さい」と言われサインしたとします。
で、施術中におかしな触られ方をした場合、「同意したから仕方ない」なのでしょうか?

まず、【本当にバストアップが出来る施術なのか?】
施術としてそういうアピールをするという事は、何らかのエビデンス(根拠)が無ければなりません。
もし客観的なエビデンスが無いとしたら、それは「バストアップ」が目的ではなく、全く違う「胸を触る」や「裸を見る」などが目的と思われます。
他に明確な目的があれば、それを最初から言うハズですから。
そして、その施術自体が「ウソ」という評価になります。
これに対して「施術の一環です」は通用しません。

そして、【その同意書は有効なのか?】
例えその施術に対して同意書を書いたとしても、それは「バストアップの為に胸を触る事の同意」なのであって、「わいせつ行為の同意」ではないので、同意した事自体が無効になると考えられます。

ですので、「同意書にサインをしたから仕方ない」ではないのです。

そういう店にとって同意書は「自分の欲求の免罪符」として使われます。
でも、「同意書は免罪符にならない」って事を店側も覚えておいてくださいね♪\(^o^)/
「同意書があるから何をしてもいい」ではないですから~

上記のような店が有るのか無いのかは、まだ僕自身が遭遇していないので分かりませんが、
もしかしたら、本当にもしかしたら存在しているかもしれないので、同意書にサインする場合は施術内容をしっかりとチェックして、施術中も注意を忘れずに。
そして、ちゃんと持続的にバストアップになったかどうかも要チェックです!

ちなみに、胸をマッサージするとデコルテを含め一時的にふっくらしますが、それは一過性のものなので残念ながら「バストアップした」とは言わないです(-_-)