『揉み返し』の定義って何でしょう?

どうも医学的には「これが揉み返しです」という定義は存在しないらしいです。
なので、ネットやサロンなどで出てくる「揉み返し」という言葉は、あくまで『その人が勝手に思う揉み返し』と言う事ですね。
「これが揉み返しだ!」的に言われてる人も居ますが・・・
それもその人(施術者)の自己定義という事です。
一番最初に「揉み返し」と表現した人は、どの状態の事を言ったのか知りたいですね。

文字的には「揉んだ事により起こる反動(お返し)」と解釈できますが。。。
その”反動”の部分を、良い方に解釈するか悪い方に解釈するかで、意味が違ってくるのだと思います。

僕の定義では、数十年以上前から「揉み返し」=「好転反応」です。

そもそも、「揉み返し」の状態ってどういう状態?って事ですよね?
僕が『揉み返し』と表現する状態は、
施術の後『身体が怠くなったり、軽い筋肉痛のような痛みがある』状態で、
尚且つ、
『その状態が半日~2日程で終わるモノ』
『その状態の後は、施術を受ける前より身体の調子が良くなるモノ』
これらを満たしている状態を『揉み返し』と言っています。

ですから、よく言われている
「症状が施術前より悪化した」とか
「身体の痛みで何日も寝込んだ」とか
「内出血してアザになった」とか
は「揉み返し」ではなく『施術の失敗』もしくは『ケガ』という分類になりますよね?
状態を悪化させてしまったりとかの『施術の失敗』、
損傷や過度の炎症などの『ケガ』、
改善過程の『好転反応』、
それぞれは曖昧な言葉などでなく、はっきりと区別しなければならないと思うのです。

他の好転反応(一時的反応)としては、
やたら眠気がくる。
トイレが近くなる。
尿や便の量が多くなる。
尿の色が濃くなる。
微熱が出る。
食欲が出る。
飲食が美味しく感じる。
などがあります。

でも、『揉み返し』も『好転反応』もコレ!という定義はありません。
なので、『揉み返し=好転反応』が正解かどうかは分かりません。
あくまで僕の知識や経験からの楽日和的コレ!です^^

※注:もしも「定義は存在してるぞ!」という異議のある方はご一方下さい。